米で30年ぶりコンクリート打設 米国のV.C.サマー2号機建設計画

2013年3月13日

米サウスカロライナ州のサウスカロライナ・エレクトリック&ガス(SCE&G)社は11日、ウェスチングハウス(WH)社製AP1000を採用したバージル C.サマー原子力発電所2号機建設計画で原子炉系統設備用のコンクリート打設を完了したと発表した(=写真)。同社が州営電力のサンティー・クーパー社と進めている同原発2、3号機増設計画は、2012年2月のボーグル3、4号機増設計画に続いて同年3月に米原子力規制委員会(NRC)から建設・運転一括認可(COL)を発給されたが、ベースマット用鉄筋の認可修正問題でボーグル計画の進展が滞ったことから、これに先んじて米国で三十余年ぶりとなる原子炉建設計画の正式着工を果たした。

<後略>

現時点で1,550名の作業員がサマー建設計画に従事

米で30年ぶりコンクリート打設 米国のV.C.サマー2号機建設計画