台湾の馬総統、龍門原発で明言 1号機を密閉管理、2号機は建設作業凍結

2014年4月30日

台湾の馬英九総統は4月27日、ほぼ完成していた龍門原子力発電所(ABWR2基、各135万kW)について、1号機は現在行われている安全検査が完了し次第、密閉管理状態に置くほか、同2号機の建設作業は凍結するとの方針を発表した。1号機は廃炉とするのではなく、今後必要となった場合に操業する可能性があると明言。原子力という選択肢を台湾のエネルギー・ミックスからはずしたわけではないことを強調した。

<後略>