シリーズ 英国Q&A (5)英国のエネルギー法改正案

2013年6月12日

英国のエネルギー法改正案の目的は?

英国のエネルギー法改正案は、昨年11月29日に議会へ提出されました。電力市場改革を主眼としており、低炭素電源の拡大と、電力供給の確保をねらっています。


具体的には、(1)英国のCO排出量削減目標(2020年までに1990年比34%削減、50年までに同80%削減)の達成(2)電源ミックスによる電力供給の確保(3)消費者負担の低減(4)欧州連合が設定した再生可能エネルギー導入目標の達成(英国は20年までに総発電電力量の15%を再生可能エネルギーでまかなう)――を目標としています。


改正案で原子力は、低炭素電源と位置づけられています。


<後略>