ブルガリア、国内3基目の建設計画を発表 AP1000を1基、増設へ

2013年11月27日

ブルガリアのD.ストイネフ経済エネルギー大臣は25日、5、6号機のみが稼働するコズロドイ原子力発電所サイトに、ウェスチングハウス(WH)社製の第3世代設計・AP1000を採用した7号機を増設する計画を発表した。昨年3月に、ロシア製の100万kW級PWRを2基建設するベレネ原発計画が頓挫したのに代わるもので、P.オレシャルスキ首相はエネルギー関係のパートナーをロシア以外に多様化する狙いに言及した模様。年内にも閣議決定し、2016年に起工式などの建設準備を始めたいとしている。

<後略>

22日に、コズロドイ原発幹部ラト共に米国のWH社本社で
AP1000の説明を受けるストイネフ・エネルギー相(=左から2人目)

ブルガリア、国内3基目の建設計画を発表 AP1000を1基、増設へ