大統領、NRC委員候補2名を指名

2014年7月24日

米ホワイトハウスは23日、B.オバマ大統領が米原子力規制委員会(NRC)の委員候補として、NRCの元法務顧問で現在、経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)事務局の法務部門長を務めるS.バーンズ氏、および議会下院・エネルギー商業対策委員会のJ.バラン民主党エネルギー環境局長を指名したと発表した。

バーンズ氏は、今年6月末に任期が満了したG.アポストラキス委員の後任候補。バラン氏は、8月末でNEA事務局長就任のためにNRCを去ると見られているW.マグウッド現委員の残余任期2015年6月末までを務める委員候補となる。

上院の承認をもって正式就任となるが、8月4日から約1か月間の休会に入るためマグウッド委員辞職前の承認は難しく、両候補が承認されるまで委員5名中、2名分が空席になるとの見方が有力だ。