「日本の原子力維持、必要」 原子力と安全保障で国際シンポ

2014年1月22日

日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催する国際シンポジウム「原子力と安全保障を考える」が20日に都内で開催され、日米の安全保障や核不拡散の観点から日本が原子力を継続していくことはますます重要になるとのコンセンサスが示された。

後半部分では特に、日本の将来におけるエネルギー政策の在り方について内外の有識者が技術的側面、福島からの教訓反映などを論点に討論。エネルギーの供給安全や温暖化防止、コスト的側面やベース電源の問題を考えても原子力は不可欠な中心的存在であり、発電シェアが何パーセントであっても安全文化を導入しつつ継続していく重要性が指摘されている。

<後略>

(=写真左)米原子力規制委員会(NRC)元委員長のR.メザーブ氏
(=写真右)日本のエネルギー政策について議論されたパネル討論

「日本の原子力維持、必要」 原子力と安全保障で国際シンポ