米越原子力協定の実施を承認 米大統領

2014年3月5日

米国のB.オバマ大統領は2月24日、国務省が昨年10月にベトナム政府と調印した二国間の原子力平和利用協力協定(123協定)と、その実施を承認した。

123協定は米国から諸外国に原子力技術や核物質および関連機器を移転する際に必要となる法的枠組。大統領は、国内関係機関による審査や勧告、意見などと併せて同協定を精査した結果、その実施によって防衛上およびセキュリティ上のリスクが米国に不当にもたらされることはないとの結論に至ったとしており、この決定は直ちに国務長官とエネルギー長官に通達された。

<後略>