スイス:ミューレベルク原発で住民投票 63%が即時停止に反対

2014年5月22日

スイスの首都ベルンを擁するベルン州政府は18日、州内で稼働するミューレベルク原子力発電所(KKM)(BWR、39万kW)の即時停止を求めた州民発議について住民投票を行った結果、全投票数の63.25%に当たる23万6285票の反対により、同発議が否決されたと発表した。これにより同原発は、所有者であるBKW社が昨年10月に発表していた通り、2019年に閉鎖される予定。スイス原子力フォーラムでは、「政治的理由による性急かつ時期尚早な閉鎖を望まないという州民の州議会に対する明確な意思表示だ」と評価している。

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