環境評価書で意見募集 中国のCAP1400計画

2014年6月10日

中国環境保護部は3日、ウェスチングハウス(WH)社製AP1000をベースに中国が開発したCAP1400を2基、山東省石島湾に建設する計画について、環境影響評価書(EIA)へのコメントを3日から9日までの土日を除いた5日間に限り一般市民から募集すると発表した。

中国型AP1000の標準設計「CAP1000」の出力を140万kWに拡大したCAP1400からは中国が知的財産権を保有。実証炉プロジェクトと位置付けられた「栄成石島湾原発建設計画」により、中国が第3世代設計の高度な技術の導入と吸収に成功したことを証明する考えだ。

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