英国が中国と民生用原子力等で協力強化 中国製原子炉導入も視野に

2014年6月27日

英国エネルギー気候変動省(DECC)は17日、英国と中国の両政府が民生用原子力と温暖化防止の両分野における協力強化で協定に調印したと発表した。英国が進める原子力新設計画への中国企業参入に道を拓くとともに、将来的に中国製原子炉の導入も視野に入れた内容。現在、英国で最も進展しているヒンクリーポイントC計画に、中国の原子力2企業が30〜40%出資するという昨年10月の両国政府間の協力覚書が具体化することになる。このような中国からの投資拡大により、英国政府は今後数年間に国内で数億ポンド規模の経済効果が期待できるとしている。

<後略>

中国の李克強首相(=右)と英国のD.キャメロン首相

英国が中国と民生用原子力等で協力強化 中国製原子炉導入も視野に