川内1号機、営業運転復帰に向け9、10日に最終検査

2015年9月9日

 原子力規制委員会は、9月9日の定例会合で、現在試運転中の九州電力川内原子力発電所1号機に関し、同日15時から10日にかけて、使用前検査および施設定期検査の各最終検査項目を実施することを確認した。同機は、検査において要求事項が満たされた場合、合格証(使用前検査第5号)、終了証(総合負荷性能検査)が交付され、新規制基準施行後、初の営業運転復帰となる。
 川内1号機の再開に向けては、2013年7月8日の新規制基準施行日に適合性審査の申請が出され、2014年9月10日に原子炉設置変更許可、2015年8月11日に原子炉起動、同14日に発電再開に至っている。