原子力産業新聞

国内NEWS

「ぐぐるプロジェクト」 東京で福島の現状を伝えるイベント開催

22 Oct 2026

深澤伊弦

来場者と交流を行うふくしまメッセンジャーズのメンバーⓒ環境省

環境省が手掛ける、放射線の健康影響に関する情報発信事業「ぐぐるプロジェクト」の一環として活動する「ふくしまメッセンジャーズ」は10月17日、2026年度初となる全国イベントを東京で開催した。

「ぐぐるプロジェクト」は、放射線の健康影響に関する正しい情報の発信を目的に2021年に開始された。「ふくしまメッセンジャーズ」は2024年に始まった活動で、福島県在住・在勤等の10~30代のメンバーが、フィールドワークやワークショップなどを通じて、福島県に関する正しい情報の発信や交流を行っている。

今回は東京のイオンモールむさし村山で、パネル展示や記念品の贈呈を行ったほか、「ふくしまメッセンジャーズ」のメンバー5名が、訪れた買い物客に「福島の今」を伝え、交流した。さらに、福島県出身の俳優・タレントのなすび氏もトークセッションに登壇し、東日本大震災直後から福島県の農作物の販売を応援してきた立場から、当時の風評被害の状況などについて語った。

「ふくしまメッセンジャーズ」のメンバーからは、「福島県では、目に見えないところでも復興に向けたさまざまな取組みが進んでいる状況を、どうすれば身近な話題として受け止めてもらえるのかを考えるきっかけになった」などのコメントがあった。

「ふくしまメッセンジャーズ」は今後、11月に行われる埼玉大学の学園祭に出展を予定しており、詳細は後日発表される。

cooperation