原子力産業新聞
07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

原子力はクリーンで
安価な電力を
安定して大量に供給する

原子力の貢献
具体的には
80年超運転も可能な原子力プロジェクトは長期の将来にわたる投資である
  • 世界人口の増加、エネルギー供給の電化、信頼性が高く安価な電気にまだアクセスできない何十億人もの人々のニーズにより、電力需要が増加している。
  • 化石燃料を燃やすことで電力需要増に対応することは持続可能ではない。原子力などのクリーン技術への切り替えが重要である。
  • 貧困から世界中の人々を救い、世界のエネルギー需要を満たすには、低コストで低炭素な原子力への多額の投資が必要である。

発電に化石燃料を使用すると大気、水、土壌の汚染や気候変動の原因となる温室効果ガスの大量排出などを引き起こし、人と環境に有害な影響を及ぼす。

持続可能な発展は、クリーンで信頼性が高く、手頃な価格のエネルギーへのアクセスが可能となって初めて達成することができる。エネルギーは人類の全ての活動につながっており、農業、重工業、商業、輸送といった経済部門の原動力でもある。

原子力発電所は天候に左右されることなく、クリーンで信頼性が高く手頃な価格のエネルギーを大量に供給し、中断することなく長期間にわたり稼働し続けることができる。また、原子力発電所は、手頃で信頼性が高く低炭素電力供給ネットワークを構築していく上で、風力発電、太陽光発電、電力貯蔵の補完として理想的である。

さらに、熱電併給によって、原子炉で生成された熱は家庭用暖房や産業用熱利用など現時点で脱炭素化が難しいとされるプロセスへと再利用することができる。

原子力プロジェクトは長期的な投資であり、原子力施設は最長で80年あるいはそれ以上稼働することもできるため、費用効率が高く、手頃な価格の電力を供給することができる。

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