原子力産業新聞

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原子力委員長に東大大学院教授の越塚誠一氏が就任へ

05 Nov 2026

深澤伊弦

ⓒ原子力委員会

参議院は11月4日、本会議で原子力委員会委員長への東京大学大学院教授の越塚誠一氏の起用を含む同意人事案を可決した。衆議院では10月27日に可決しており、参議院の可決をもって人事が承認された。

越塚氏は東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授を務め、原子力工学、数値流体力学などが専門。流体シミュレーション手法の一つである粒子法のうち、「MPS法[1]Moving Particle Semi-implicit Method」の考案者であり、水や空気などの流れを粒子の動きで模擬する同法は、原子力・自動車・土木など幅広い分野で取り入れられている。

福島第一原子力発電所事故に関して、内閣官房に設置された「東京電力福島第一原子力発電所における事故調査・検証委員会」の事務局で事故原因等調査チーム長を務めたほか、日本原子力学会の事故調査委員会でも委員を務めた経験を持つ。

原子力委員会の委員長の任期は3年で、現在の上坂充委員長の任期は2026年12月15日まで。

脚注

脚注
↑1 Moving Particle Semi-implicit Method

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