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柏崎刈羽6号機 原子炉を起動 臨界を確認

09 Feb 2026

中西 康之助

柏崎刈羽原子力発電所6号機の起動工程©東京電力

東京電力は29日、柏崎刈羽原子力発電所6号機(ABWR135.6kWe)の再稼働に向け、午後2時に制御棒を引き抜き、原子炉を起動したと発表。そして、午後3時過ぎ、臨界を達成した。

現在作業中の工程は原子炉起動・昇圧の段階にあたる。この後、タービン起動・発電機並列を経て、一度「中間停止」を挟み、再び原子炉起動・昇圧の工程から再開する。

中間停止をする理由について同社は、前半(出力が2050%)の試験で得られたデータやプラントの挙動を、一旦詳細に評価・確認するためだとしている。連続して出力を上げるのではなく、一度原子炉を停止して慎重に評価を行うことで、更なる安全性を確認してから、定格出力(後半)工程へ進む計画だ。

同社は総合負荷性能検査を318日に予定。同検査に合格後、営業運転を開始する。

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