スロバキア モホフチェ4号機が初臨界達成
12 Aug 2026
スロバキアのモホフチェ原子力発電所4号機(VVER-440, 47.1万kWe)は8月6日、初臨界を達成した。同機では6月29日に燃料装荷が始まった。今後、様々な出力レベルでの試験を実施し、運転条件下における発電所の全システムの挙動を検証、送電網に接続する準備を整える。
モホフチェ4号機が稼働を開始すれば、スロバキアの電力消費量の77.5%を原子力発電が賄うことになり、スロバキアは世界で最も原子力発電の割合が高い国の一つとなる。
スロバキアでは現在、モホフチェ発電所で3基(1~3号機、VVER-440)、ボフニチェ発電所で2基(3~4号機、VVER-440)の計5基が運転中。両発電所の運転者はスロバキア電力で、2024年3月には石炭火力発電所をすべて閉鎖し、原子力発電、水力発電、太陽光発電による脱炭素電源100%を達成している。
また、電力需要の増加を受け、政府はボフニチェ発電所5号機に最大出力120万kWeの新設を計画。米ウェスチングハウス(WE)社製AP1000の採用が有力視されており、今年4月末、米国、スロバキア、WE社間で基本設計(Front-End Engineering Design, FEED)調査の開始で合意されている。





