茨城大学 「次世代原子力デジタルツインプログラム」 大学・高専機能強化支援事業に選定
18 Sep 2026
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構(NIAD-QE)は9月16日、新たに令和8年度大学・高専機能強化支援事業に選定された28件の事業を公表。原子力分野では、茨城大学の「地域共創による次世代原子力デジタルツイン[1]現実の発電設備などを仮想空間上に再現し、動作や変化を事前に検証する技術人材育成」事業が採択された。
NIAD-QEは2023年度から、成長分野における高度専門人材の育成に取り組む大学・高等専門学校(高専)を対象に、大学・高専機能強化支援事業を実施している。支援には「成長分野転換枠」、「大規模文理横断転換枠」、「高度情報専門人材育成枠」、「重点分野支援枠」があり、今回茨城大学は、「重点分野支援枠」で選定された。支援金額は最大約10億円。
今回の事業で茨城大学は、2028年4月に同大学大学院理工学研究科博士前期課程に、定員20名の「次世代原子力デジタルツインプログラム(仮称)」を新設する。マルチフィジックス解析[2]コンピューターを用いて、複数の異なる物理現象が相互に影響しあう様子を同時にシミュレーションする手法やAI等の情報技術を理解・統合して活用し、原子力設備の挙動解析や予測、安全評価、異常検知などを担う分野横断型の技術者・研究者の育成を目指す。





