原子力産業新聞

国内NEWS

QST 英国と核融合に関するMOU締結

23 Jun 2026

深澤伊弦

英国首相官邸での署名式の様子ⓒQST

量子科学技術研究開発機構(QST)は6月16日、英国原子力公社(UKAEA)との核融合分野の協力強化を目的とした協力覚書(MOU)を締結した。

今回のMOUは核融合のプラント技術や燃料サイクルと安全性、人材育成、経済性など幅広い範囲を網羅しており、両者はこれに基づいて共同プロジェクトや共同研究の立ち上げ、施設の共同利用、専門的な知識の共有が可能になる。

QSTの小安重夫理事長は「今回のUKAEAとの連携は、日本と英国が築いてきた長年のフュージョンエネルギー開発に関わる連携を一層深化させるとともに、発電実証に向けた重要課題に挑むために双方の知見を結集する新たな機会」とコメントした。

QSTは先日、国際核融合プロジェクトITERでも技術的な実績を評価され、仮設プラグ用溶接・切断ツールの開発及び調達に関する新規タスク取決め[1]一般的な企業間における契約にあたる締結するなど、国際的な存在感を強めている。

脚注

脚注
1 一般的な企業間における契約にあたる

cooperation