原子力産業新聞

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政府 新政策パッケージ発表 原子力は最大限活用

28 Aug 2026

深澤伊弦

GX実行会議に出席する高市首相ⓒ内閣官房内閣広報室

政府の「GX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会議」(議長=高市早苗首相)は8月26日、昨今の中東情勢を踏まえ、エネルギー需給構造の強靭化を目的とする政策パッケージ「パワーGX(POWERR GX[1]Policy Package for Wide Energy and Resources Resilience through GX」の略称)」を取りまとめた。その中で原子力について、安全性を大前提とした最大限の活用を掲げたほか、高市首相は次世代革新炉の早期導入に向け、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の機能強化を改めて明言した。

「パワーGX」では化石燃料の調達安定性の抜本的向上と、投資拡大によるエネルギー転換・供給力増強・効率向上が柱となっており、原子力分野では2040年代2~5基、2050年代11~14基という建て替え見通しを見据え、次世代革新炉の社会実装に向けた研究開発・投資判断を促す措置の具体化、最終処分などバックエンドの取組加速、規制体制の充実・強化を行うとした。その中で7月の原子力関係閣僚会議で決定した、NEDOの役割強化にも言及があった。

さらに、産業資源であるコンビナートや地域に偏在する脱炭素電源等を核に、「新たな産業クラスター」の創出を目指す「GX戦略地域制度」についても続報があり、4月24日に一次審査の結果として決定した「有望地域」の中から、近日中に「GX戦略地域」の第一弾の認定が行われることが発表された。有望地域の中には、青森県六ヶ所村、茨城県日立市、新潟県柏崎市、島根県松江市、鹿児島県薩摩川内市などが含まれている。

脚注

脚注
1 Policy Package for Wide Energy and Resources Resilience through GX」の略称

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