東芝がBWR新型燃料の型式証明を申請 6月のGNF3型に続き、燃料体で2件目
24 Sep 2026
東芝は9月18日、沸騰水型軽水炉(BWR)向けの新型燃料集合体「NX1型」について、原子炉等規制法に基づく設計の型式証明を原子力規制委員会に申請したと発表した。 燃料体の型式証明申請は、6月に初の証明を取得したグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF-J)の「GNF3型」に続く2件目となる。
NX1型は、東芝と完全子会社の原子燃料工業が共同開発した。 燃料棒の配列を従来の9×9から10×10に変更し、高性能スペーサや改良合金製の被覆管を採用することで、安全性・信頼性の向上が期待できるとしている。 燃料集合体1体当たりのウラン重量の増加と取出燃焼度の向上により、使用済み燃料の発生量低減にも寄与するという。 BWRやABWRのほか、東芝が開発する革新軽水炉「iBR」への装荷も想定する。
海外では1990年代から10×10燃料の導入が進み、現在の主流となっている。 国内では2022年4月、規制委と事業者の意見交換会で、BWR事業者側が導入を課題に挙げ、型式証明を活用した合理的・効率的な審査を要請。 双方は、型式証明の雛形作りを手始めに、実務的な検討を進めることでおおむね一致した。 その後、GNF-Jが2023年1月にGNF3型を申請し、取得までに3年5か月を要している。
型式証明は、メーカーが自ら申請できる機器設計の審査で、実際の燃料装荷には事業者による設置変更許可などの手続きが別途必要となる。




