原子力産業新聞

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ポーランド 仏アラベルタービンを採用へ

23 Jan 2026

桜井久子

© Arabelle Solutions/ LinkedIn

仏アラベル・ソリューションズ社は1月13日、ポーランド初の原子力発電所で建設されるWE社製AP1000×3基向けに半速アラベル蒸気タービン・発電機セットを供給することを明らかにした

同発電所は、ポーランド国営の特別目的会社(SPV)であるPEJ(=Polskie Elektrownie Jądrowe)が、同国北部のポモージェ県ホチェボ自治体内のルビアトボコパリノ・サイトに建設する。主契約者は米ウェスティングハウス(WE)社とベクテル社の企業連合。PEJは現在、同企業連合とEPC(エンジニアリング、調達、建設)契約を最終交渉中である。初号機は2036年に運転開始予定。

WE社傘下のWEエナジー・システムズ社のD. リップマン社長は、「アラベル社のような欧州の大手サプライヤーのプロジェクト参加は、企業連合の『Buy Where We Build』の理念に合致する」とコメント。また、タービン建屋のサプライチェーンには、ポーランドの地元の企業を活用しており、企業連合はプロジェクト全体を通じた地元企業の参画により、ポーランドの産業基盤を強化するとしている。

アラベル・ソリューションズ社は、フランス電力(EDF)グループの完全子会社で、原子力タービンアイランド技術・サービス部門における世界有数の供給者。以前はGEベルノバ社の事業の一部だった。

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