原子力産業新聞

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2021年9月 国内外の主な動きと運転実績

12 Oct 2021

【国内】

▽6日 福島第一処理水の安全性レビューに向け、日本政府の招きでIAEA幹部が来日(~9日)

▽7日 政府の原子力防災会議が島根地域の緊急時対応を了承

▽10日 「電気事業低炭素社会協議会」(電力65社加盟)、2020年度でCO2排出量が6年連続の減少と発表

▽13日 規制委が福島第一の固体廃棄物管理で問題点整理、実施計画外の仮設集積場所で保管の容量増加・期間長期化

▽13日 東芝ESS、福島第一3号機使用済燃料取り出しで電工会「電機工業技術功労者表彰」最優秀賞受賞

▽15日 規制委、中国電力島根2号機の新規制基準適合性で原子炉設置変更許可を発出

▽15日 東京電力、福島第一の燃料デブリ取り出し用デジタル技術開発に向け英国に社員を派遣

▽20日 四国電力、2019年12月以来の運転再開に向け伊方3号機の燃料装荷を完了

▽21日 農水省、EUによる日本産食品の輸入規制が10月10日より大幅緩和されると発表

▽22日 東京電力、柏崎刈羽原子力発電所の核物質防護事案で改善措置報告書をまとめる

▽22日 農水省、米国による日本産食品の輸入規制が撤廃されたと発表

▽27日 三菱重工、IAEAが提唱した世界の原子力関連企業13社による「The Group of Vienna」への参画を発表

▽27日 東京電力、福島第一の多核種除去設備(ALPS)で排気フィルタ76箇所中32箇所に損傷確認との点検結果をまとめ対策実施へ

▽29日 規制委、廃炉に伴う炉内構造物などの処分基準(LI中深度処分)をまとめる

 

【海外】

▽1日 WNAの運転実績報告書:2020年に世界全体の原子力総発電量は低下するも電力を安定供給

▽4日 米国で頓挫したAP1000建設計画用の機器、ウクライナで建設が停止しているフメルニツキ4号機に活用する可能性浮上

▽6日 フィンランドで稼働するロビーサ発電所、2回目の運転期間延長に向け環境影響評価を実施

▽7日 3月に着工したトルコのアックユ3号機、圧力容器の製造作業が進展

▽ 13日 米イリノイ州議会で州内のバイロンとドレスデン原子力発電所の存続に向けた法案が成立

▽ 13日 中国山東省の石島湾で建設中の高温ガス実証炉HTR-PM、初めて臨界条件を達成

▽ 13日 米規制委、テキサスにおける使用済燃料の中間貯蔵施設計画に建設・操業許可発給

▽ 16日 IAEAの年次予測報告書: 2050年までに高ケースで世界の原子力発電設備容量が倍増

▽ 16日 チェコ議会で新規原子炉の建設を支援する枠組み設置法案が成立

▽ 20日  第65回IAEA総会が開幕、井上科学技術大臣が一般討論演説

▽ 23日 米ニュースケール社、ポーランドでの同社製SMRの建設に向け同国の銅採掘企業らと協力覚書 

▽ 23日 ポーランドでの米GEH社製SMRの建設に向け、関係する4社が覚書

▽ 23日 米会計監査院、使用済燃料の最終処分を実現するため議会に打開策を要請

▽ 23日 チェコのスコダ社、ハンガリー・パクシュⅡ期工事の建設準備作業を国営電気事業者から受注

▽ 25日 英国の分析企業、「脱炭素化に向けた水素製造に原子力が必要」と指摘

▽ 28日 米イリノイ州の法整備にともない、エクセロン社が州内のバイロン、ドレスデン両原子力発電所に3億ドル投資

▽ 28日 米議員、放射性廃棄物に対する資源保護回復法の適用など、最終処分場の立地促進で原子力法の改正に向けた法案提出

▽ 29日 米規制委、セントルーシー1、2号機の2回目の運転期間延長申請書を受理、認可されれば各累計運転期間は80年に

▽ 29日 カナダのテレストリアル社、IMSR用の燃料確保で仏オラノ社と協力

▽ 30日 ハンガリー規制当局、パクシュⅡ期工事の建設許可発給に遅れ

 

【国内の原子力発電運転実績】

・過去のデータは こちら

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