中国 寧徳6号機が着工
18 Dec 2025
中国の福建省で12月16日、中国広核集団(CGN)の寧徳(Nindge)原子力発電所6号機(108.9万kWe)が着工した。
寧徳プロジェクトは福建省寧徳市に100万kWe級原子炉6基を2段階に分けて建設する。うちⅡ期工事の5-6号機は2023年7月に国務院が建設を承認しており、いずれも中国が独自開発した第3世代PWR設計「華龍一号」(HPR1000)を採用。5号機は2024年7月に着工している。CGNによると、両機の1基あたりの年間発電量は約100億kWh。
寧徳原子力発電所ではすでに、第2世代のPWR設計「CPR-1000」を採用したⅠ期工事の1~4号機がそれぞれ営業運転中。1号機は2008年2月に着工、2013年4月に営業運転を開始した福建省初の原子力発電所である。





