カナダ BWRX-300初号機の運転認可を申請
06 Apr 2026
加オンタリオ州営電力のオンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)社は3月25日、加原子力安全委員会(CNSC)に、ダーリントン新・原子力プロジェクト(DNNP)サイトで建設工事が進行中の米GEベルノバ日立ニュークリアエナジー(GVH)社製SMR「BWRX-300」(30万kWe)初号機の運転認可を申請した。同機は2025年4月にCNSCから建設許可を発給されている。また併せて、同サイトでの低・中レベル放射性廃棄物貯蔵施設の操業許可を申請した。
OPG社は同日の3月25日、同機の原子炉建屋の基礎工事(コンクリート打設)に係る最初の規制ホールドポイント(RHP-1)の解除も申請していたが、CNSCは3月30日、RHP-1解除のために規定されたすべての前提条件を満たしていると結論づけ、解除を承認。これによりOPG社は原子炉建屋の基礎工事を開始することが可能になる。
RHPとは建設許可の取得時に設定された段階的な条件で、許可取得者は事前に規制当局による承認を受けなければならない。DNNPの初号機の建設許可においては、3つのRHP、①原子炉建屋の基礎工事、②原子炉圧力容器の設置、③燃料未装荷の設備一式のフルスケール試験- が定められている。
DNNPでは、G7諸国で初めてとなる4基構成の商用SMRを建設予定。OPG社は初号機の建設を2029年末までに完了させ、2030年末までに送電を開始したい考えだ。後続の2~4号機の建設は、2030年代半ばの完了を見込んでいる。





