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ロシア 高速炉BN-1200Mが2027年に着工へ

19 Jun 2026

桜井久子

ベロヤルスク・サイト 中央にシュティコフ社長  © Beloyarsk NPP

ロシア国営原子力企業ロスアトムの電力部門であるロスエネルゴアトム社のA. シュティコフ社長は69日、2027年末までに、ベロヤルスク原子力発電所5号機(高速炉BN-1200M122.0kWe)を着工する計画を明らかにした

2025年4月にロシア連邦環境・技術・原子力監督庁(ロステフナゾル)が、BN-1200Mを採用した同5号機の設置許可を発給後、サイト準備作業が進行中。2026年末までに本体工事のための詳細設計文書を完成させ、2027年春には建設許可を取得したい考え。

BN-1200Mは、第4世代のナトリウム冷却高速炉。同サイトでは、BN-60060kWe)とBN-80088kWe)がそれぞれ1981年、2016年から運転中である。1-2号機(軽水冷却黒鉛減速炉)は閉鎖済み。2034年にBN-1200Mの完成を予定する。運転期間は少なくとも60年で、80年まで延長される可能性がある。使用済み燃料の再処理にって派生するプルトニウムおよびウラン濃縮の副産物(劣化ウラン)から製造されるMOX燃料を使用、放射性廃棄物を減容させ、産業規模でのクローズド・サイクルの実現を目指している。

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