中国CGNの太平嶺2号機が送電開始
08 Jul 2026
中国の広東省恵州市で7月4日、中国広核集団(CGN)の太平嶺(Taipingling)原子力発電所2号機(PWR=華龍一号「HPR1000」、112.6万kWe)が送電を開始した。広東・香港・マカオ大湾区初となる「華龍一号」採用の原子力発電所である。
国家核安全局(NNSA)は2019年12月、同1-2号機の建設許可を発給。2号機は2020年10月に着工。先月6月25日に初臨界を達成している。今後、一連の試験を経て性能をさらに検証し、2026年下半期の営業運転開始を予定している。年間90億kWh以上の発電が見込まれている。1号機は、今年4月に営業運転を開始している。
太平嶺原子力発電所プロジェクトでは、3期に分けて建設が進められ、最終的に6基の華龍一号を建設する計画。総投資額は1,200億元(約2.8兆円)を超えると見込まれている。太平嶺サイトでは、3号機が2025年6月、4号機が2026年5月にそれぞれ着工した。
華龍一号は、中国が独自開発した第3世代炉で、別名「HPR1000」。中国の主力輸出炉としても位置付けられている。中国核工業集団(CNNC)が輸出したパキスタンのカラチ原子力発電所2-3号機で稼働しているほか、2024年末にはチャシュマ5号機が新たに着工している。





