原子力産業新聞

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中国国務院 8基の新設を承認 

06 Aug 2026

桜井久子

庄河原子力発電所の完成予想図 © CNNC

中国国務院の常務会議は731日、4サイトで計8基の新設を承認した。同会議では、原子力安全の確保を大前提とし、世界最高水準の安全基準に沿った建設・運転、全分野にわたる安全管理を強化する必要性が強調された。

今回承認された新設8基は、以下のとおり。

■中国核工業集団(CNNC
浙江省 金七門(Jinqimen)原子力発電所(第Ⅱ期)3-4号機(「華龍一号2.0版」実証プロジェクト、各120.0kW級)
遼寧省 庄河(Zhuanghe)原子力発電所(第Ⅰ期)1-2号機(「華龍一号(HPR1000)」、各125.0kWe

■中国広核集団(CGN
広東省 太平嶺(Taipingling)原子力発電所(第Ⅲ期)5-6号機(「華龍一号2.0版」実証プロジェクト、各120.0kW級)

■国家電力投資集団(SPIC
山東省 萊陽(Laiyang)原子力発電所(第期)1-2号機(「国和一号(CAP-1400)」、各154.3kWe

「華龍一号」は、中国核工業集団(CNNC)と中国広核集団(CGN)が、40年以上にわたる原子力発電の研究開発、設計、製造、建設および運転経験を基盤として開発した、中国が知的財産権を有する第3世代PWR

今回、金七門第Ⅱ期と太平嶺第Ⅲ期にて採用が決定された「華龍一号2.0版」は、「華龍一号」の建設・運転経験から得られた知見を取り入れ、独自イノベーションと最適化を通じて開発された第3世代+(プラス)の先進型PWR。中国独自の設計基準と国産ソフトウェアを採用し、能動的・受動的安全システムを最適化。高度な自動制御技術やモジュール建設工法を取り入れ、工期を大幅に短縮、安全性、経済性を向上させ、より高い競争力を備えているという。

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