原子力産業新聞

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米ゼネラル・マター 濃縮プラントの建設・操業許認可を申請

07 Oct 2026

桜井久子

© General Matter

米スタートアップ企業ゼネラル・マター(General Matter)社は9月28日、米原子力規制委員会(NRC)にケンタッキー州パデューカに商業用濃縮プラントの建設・操業の許認可を申請した。2027年には、高純度低濃縮ウラン(HALEU)生産に向けて修正申請を提出する予定。

ウラン濃縮ライセンスに関する標準的な連邦手続きである10 CFR Part 70に基づく今回の申請に続き、HALEU生産に向けた修正申請を行う。この2段階アプローチにより、許認可手続きを効率化するとともに、建設の早期着手を図り、2030年までにLEU、LEU+、およびHALEUの生産を開始したい考え。

ゼネラル・マター社は2025年8月、米エネルギー省(DOE)と2013年に閉鎖されたパデューカ旧ガス拡散濃縮プラントの跡地の連邦土地100エーカーのリース契約を締結した。パデューカ・サイトに貯蔵されている劣化六フッ化ウラン(DUF6)のうち、最低7,600シリンダー分を再濃縮する。これにより、再濃縮に適した米国産原料を安定的に確保するとともに、DUF6の廃棄回避により約8億ドルのコスト削減につながると見込まれている。また、15億ドルを投じる本プロジェクトにより、約140の常勤雇用創出と地域経済に年間7,000万ドル以上の貢献が期待されている。同社は現在、NRCおよびDOEの認可を得て、整地、地盤改良などの建設準備作業に着手している。

なお同社は、2024年10月、DOEがHALEUの国内供給体制の確立に向けてDOEに濃縮サービスを提供する企業に選定した4社のうちの1社。2026年1月には9億ドルの随時発注契約を付与する企業に選定されている。

かつての2つのガス拡散プラント(パデューカ・サイトとオハイオ州にあるポーツマス・サイト)には数十年にわたるウラン濃縮作業により67,000本以上のDUF6シリンダーが貯蔵されている。パデューカ・サイトにはおよそ40,000本のシリンダーが残っており、そのうち約25,000本のシリンダーは、パデューカ・サイトに隣接して建設予定のGLE社のレーザー濃縮施設(PLEF)向けに供給される計画である。

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