原子力産業新聞

Q13

福島第一からのトリチウムの放出量は、海外と比べて多いのですか?

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A

茨城大学
鳥養祐二教授

原子力発電所では、発電にともないトリチウムが必ず生成されます。福島第一原子力発電所では、年間で最大22兆ベクレルのトリチウムを希釈して、海洋へ放出します。
原子力施設では、トリチウムの海洋放出はふつうに行われており、例えばカナダのピッカリング原子力発電所では福島第一の21倍、中国の陽江原子力発電所では5倍、韓国の古里原子力発電所では2倍のトリチウムを、実際に海洋へ放出しています。
いずれの原子力発電所においても、安全を確認してトリチウムを海洋へ放出しています。

ALPS処理水について知りたい人は

  • みんなで知ろう。考えよう。ALPS処理水のこと 経済産業省(日本語/英語)

  • 処理水ポータルサイト 東京電力(日本語/英語/中国語/韓国語)

  • 福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の放出 国際原子力機関(日本語/英語/アラビア語/中国語/フランス語/ロシア語/スペイン語)

  • ALPS処理水/トリチウム 復興庁(日本語/英語/中国語/韓国語)

  • 原子力安全(ALPS処理水の取扱い) 外務省(日本語/英語)

  • ALPS処理水の海洋放出って、本当に大丈夫? 電気事業連合会(日本語)

  • トリチウムの基本Q&A 電気新聞特別号(日本語)

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