原子力産業新聞

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NUMOがマイナビニュースとのタイアップ番組第2弾 神恵内村紹介

21 Nov 2022

神恵内村・高橋村長と、カンニング竹山さん、篠田麻里子さん、越智ゆらのさん(左より、マイナビニュースTwitterより引用)

原子力発電環境整備機構(NUMO)とマイナビニュースによるタイアップ番組の第2弾が11月16日より公開されている。地層処分事業への関心喚起を図る取組の一つで、マイナビニュースがTwitterで不定期的に配信している番組「竹山家のお茶の間で団らん」の1コマ。〈NUMO発表資料は こちら

「竹山家のお茶の間で団らん」は、タレントのカンニング竹山さん、篠田麻里子さん、越智ゆらのさんが竹山家のそれぞれ父、母、娘を演じ、様々なジャンルの最新情報をゲストを交えたトークを通じ「ゆるく楽しく」紹介する。今夏公開された同タイアップ番組の第1弾は、北海道幌延町への「夫婦二人旅」で、そこでは、地層処分技術に関する研究開発を行う日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターが紹介された。

今回の第2弾では、高レベル放射性廃棄物の処分地選定に向けた文献調査が行われている北海道神恵内村を家族3人で訪れる。

3人は村役場で高橋昌幸村長に話を聞く。高橋村長は、文献調査に応募した2020年当時、抗議の手紙が殺到したことを振り返った上で、現在、NUMOとともに行っている住民との対話活動について説明し、「きちんと理解してもらう」重要性を強調する。

神恵内村郷土料理の桜鱒カレー、身がしっくりしながらほろほろ感も(マイナビニュースTwitterより引用)

この他、ウニの養殖場での殻割り体験・試食、海を眺望するワーケーション(観光地でテレワークを活用し働きながら休暇をとる過ごし方)施設の訪問など、地元のグルメや注目スポットを紹介。カンニング竹山さんが「夕日がきれいに見える」と絶賛する民宿「きのえ荘」では、郷土料理の桜鱒カレーを楽しむ。

高レベル放射性廃棄物の処分地選定に向けた文献調査は、神恵内村の他、北海道寿都町で進められている。桜鱒カレーを開発した「いちき商店」の岡田順司さんは、番組の中で、過疎化が急速に進む神恵内村の将来を案じるとともに、「地層処分事業を理解している人が非常に少ない。もっと日本国民一人一人がしっかり考えて欲しい」と語る。桜鱒カレー(缶詰)は、道の駅「オスコイ!かもえない」で購入できる。

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