原子力産業新聞

国内NEWS

2021年4月 国内外の主な動きと運転実績

12 May 2021

【国内】

▽6日 日揮が米ニュースケール社のSMR開発への参画を表明

▽12日 日本原燃六ヶ所再処理工場で世界原子力発電事業者協会(WANO)によるレビュー実施、実火災を模擬した消防訓練などが良好評価(~20日)

▽13日 政府が福島第一原子力発電所の多核種除去設備(ALPS)処理水処分で「海洋放出を選択する」との基本方針を決定

▽13日 原産年次大会が「コロナ禍の世界と日本-環境・エネルギーの課題と原子力」をテーマに開催(~14日)

▽14日 梶山経産相がグロッシーIAEA事務局長とTV会談、ALPS処理水に係るレビューミッション派遣など要請

▽14日 規制委が東京電力に対し柏崎刈羽の核物質防護に係る不適切事案で是正措置命令発出

▽14日 NUMO、高レベル放射性廃棄物の処分地選定に向けた文献調査で「対話の場」を北海道寿都町で初開催(15日には同神恵内村でも開催)

▽14日 元核融合研所長の本島修氏が仏よりレジオン・ドヌール勲章「シュヴァリエ」受章、ITER機構長としての貢献で(22日には児玉原子力機構理事長が同国家功労勲章「オフィシエ」受章)

▽16日 ALPS処理水処分で関係閣僚による実行会議始動、東京電力も対応方針を策定

▽22日 菅首相が米主催の気候サミットで「2030年度の温室効果ガスを2013年度から46%削減」と表明

▽28日 規制委、九州電力玄海の使用済燃料乾式貯蔵施設で原子炉設置変更許可

▽28日 規制委、東京電力福島第二1~4号機の廃止措置計画を認可

▽28日 東北電力が東通1号機の安全対策工事完了時期を2024年度に延期

▽28日 杉本福井県知事が関西電力美浜3号機、高浜1、2号機の再稼働(40年超運転)に同意

▽30日 量研機構が統合試験実施中の超伝導トカマク装置「JT-60SA」のトラブル発生で工程遅れを発表

 

【海外】

▽1日 X-エナジー社、米ワシントン州での小型HTGRの建設で覚書

▽6日 アラブ初の商業炉、UAEのバラカ1号機(140万kWの韓国製PWR「APR1400」)が営業運転開始

▽6日 仏フラマトム社、米ドミニオン社の原子力発電所の長期運転を燃料交換や保守点検作業請け負いで支援

▽9日 エストニア 、今後20年間のエネルギー需給評価のため原子力導入に向けWGを設置すると発表

▽13日 米エネ省、3年以内にマイクロ原子炉(電気出力100kW)を運転する「MARVELプロジェクト」を開始

▽14日 トルコのアックユ建設計画にロシアの民間銀行が持続可能な開発に向けた義務事項の順守を条件とする低利融資として5億ドル提供

▽14日 カナダの3州の首相が「SMR技術でカナダが世界のリーダーに」とのFS結果を発表

▽20日 チェコ、ドコバニⅡ期工事の入札でロシアを除外

▽20日 IEAの「グローバル・エナジー・レビュー」、2021年に世界の原子力発電量は2%増と予測

▽20日 米議会上院のエネ天然資源委員長、原子力への支援をバイデン大統領に要請

▽22日 仏EDFがインド原子力発電公社にジャイタプール計画の契約条件提案書を提出

▽26日 米国で建設中のボーグル3号機、完成前最終段階の温態機能試験を開始

▽26日 露ロスアトム社と仏EDF、製造過程でCO2を排出しない「グリーン水素」の製造で協力 

▽27日 米国務省が「小型モジュール炉(SMR)技術の責任ある活用に向けた基本インフラ(FIRST)」国際支援プログラムを始動

 

過去の運転実績

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