原子力産業新聞

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電事連のエネルギー教材が2年連続優秀賞 消費者教育教材コンテスト 

03 Jul 2026

佐藤敦子

表彰式の様子

電気事業連合会(電事連)が制作した中学生向け教材「探究!どうする日本のエネルギー」が、(公財)消費者教育支援センター主催の「消費者教育教材資料表彰2026」の企業・業界団体部門で優秀賞を受賞した。6月30日、都内で表彰式を兼ねたシンポジウムが開かれた。 

コンテストは、学校などの教育現場で活用できる消費者教育教材を発掘・普及することを目的に1997年から実施されている。行政部門、企業・業界団体部門、消費者団体・NPO部門の3部門があり、企業・業界団体部門では応募15点の中から5点が優秀賞に選ばれた。 

今回受賞した教材は、今年3月に公開した「探究!どうする日本のエネルギー」の動画、教師用手引書、生徒用ワークシートで構成される。電事連の教育支援サイト「ENE-LEARNING(エネラーニング)」から無料でダウンロードできる。 

教材は中学校の地理の授業での活用を想定し、第7次エネルギー基本計画を踏まえて制作された。資源に乏しい日本における電気の安定供給とCO2排出削減の両立をテーマに、生徒自身がエネルギーミックスのあり方を考える内容。ワークシートを通じて、生徒が自ら考え、その内容を言語化しながら議論できる構成となっている。受賞教材では金融教育や情報リテラシーに関するテーマが目立つ中、唯一、エネルギー問題を扱う教材として選ばれた。 

電事連は昨年も「エネルギーアカデミー 探究編」で同部門の優秀賞を受賞しており、2年連続の受賞となった。教材の制作を担当した電事連広報部の手塚宏樹氏は「中東情勢などの影響もあり、エネルギー問題への関心が高まっている」と話した。 

今回の優秀賞は最終審査に向けた選考を兼ねたもので、全部門で優秀賞を受賞した20教材を対象に、全国から募集した評価教員が約半年間、実際の授業で活用した上で評価を行う。その結果を踏まえ、来年5月に内閣府特命担当大臣賞など各賞が決定される予定だ。 

手塚氏は「まずは教材の存在をより多くの方に知っていただきたい。今後、新たなエネルギー基本計画などの動きがあれば、内容の更新をはじめ、最新の情報を分かりやすく提供していきたい」と今後の展望を語った。 

 

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